今は求められている でもめざすは必要なくなる日

産後プランニングサービスは、現在の妊産婦さん、子育てをするご家庭に必要とされています。今は、その支援に全力をあげるべきと考えます。

しかし、当社がめざす、本当のゴールは、当社のサービスが不要な社会です。
「昔の母親は、5人も10人も子どもを育て、よく働くのが当たり前だった。
現代の母親には、なぜそれができないのか。。」
そんな声が聞こえてきます。なぜ、それが、できないのか。
できないばかりか、少子化、産後うつ、幼児虐待など、病的で深刻な社会問題が生まれてしまっているのか。。

昔はどんな子育てだったか、考えてみましょう。
日本には、素晴らしい社会風土がありました。大家族で、隣近所が助け合い、子育てから葬式まで、みんなで協力し合ってきたのです。今ではそういった人と人との大事な絆が受け継がれているのは、ごく限られた地域だけになっていると言えるでしょう。
土壌になったのは、ほとんどが農民だったという社会構造。若い働き手である母親は、産後、養生してほどなく農作業に出る。
子供の面倒は、祖父母や親戚の役目、というのが自然でした。子どもは社会全体で育てるのが、ごく普通のことだったのです。
大家族の中にいればこそ、祖父母からも、親からも、いろいろな子育ての知恵が伝えられ、家事や育児も助け合い、時には会話が心の慰めにもなったでしょう。
決して豊かではなかった時代にも、子どもたちはすくすくと育ち、今の日本を背負っています。

今、出産の高齢化に伴い、パートナーである父親も働き盛りで要職につき、子育てに関われる時間が限られる。
核家族化が進み、周囲の手助けはほぼゼロ。子育てを見たり、子守の経験もなく、子どもと接すること自体、初めての母親が多い。
だから、子どもとの向き合い方も何もかも分からずに、不安で追い詰められていく。。。
産後プランニングサービスが必要な理由です。

子どもたちがよりよく育たなければ、この社会に未来はありません。
ですから、誰にとっても、どこのどんな子どもでも、私たちに無関係ではないのです。
私たち全員が、もっと積極的に子育てに関わる必要があります。
社会全体が子育てに乗り出せば、産後プランニングサービスはその役目を終えます。
公園や公共の場で、遊んでいる子どもたちに目を配る・・・子どもの連れ去りや行方不明になるような事件が防げるでしょう。
電車やバスの中で泣く子どもと母親に声をかける・・・その母親は肩身の狭い思いをすることなく、何か子育てのヒントを得るかもしれません。
隣近所に子育て世帯があれば、母親が買い物に行く間、子守をしてあげる・・・母親は助かり、子守する側も子どもと接することで癒され勇気づけられる人もいるでしょうし、子どもたちも多くの大人と接することで大いに学びます。

そんな社会づくり、街づくりが、私たちの本当のゴールです。
みなさまのご支援、ご指導、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。